脳神経内科
脳神経内科は、脳・脊髄・末梢神経・筋肉に関わる疾患を専門的に診療する科です。頭痛、しびれ、麻痺、ふるえ、物忘れ、歩行障害など、神経に関係する症状を幅広く診療します。当院では、正確な診断と分かりやすい説明を心がけ、患者様・ご家族に寄り添った医療を提供します。
対象疾患と診療内容
①神経変性疾患(パーキンソン病、アルツハイマー型認知症など)
神経変性疾患は、脳や神経の細胞が徐々に変性・脱落していくことで、運動や認知機能に障害が生じる疾患群です。多くの場合、ゆっくりと進行するため、早期発見と継続的な治療・支援が重要です。
<パーキンソン病>
パーキンソン病は、脳内のドーパミンという神経伝達物質が減少することで発症する進行性の疾患です。動作が遅くなる、手足がふるえる、筋肉がこわばるなどの運動症状が徐々に現れます。
【主な症状】
・手足のふるえ
・動作が遅くなる
・歩行障害
【治療方法】
ドーパミン補充を中心とした薬物療法を行い、症状の軽減を図ります。必要に応じてリハビリテーションを併用し、日常生活動作の維持・改善を目指します。
<アルツハイマー型認知症>
アルツハイマー型認知症は、記憶や判断力などの認知機能が徐々に低下する代表的な認知症です。初期には物忘れが目立ち、進行すると日常生活に支障をきたすようになります。
【主な症状】
・最近の出来事を忘れやすい
・時間や場所が分からなくなる
・段取りが難しくなる
・性格や行動の変化
【治療方法】
認知機能低下の進行を緩やかにする薬物療法を行います。あわせて、ご本人やご家族への生活支援や環境調整も重要となります。
②神経免疫疾患(多発性硬化症、ギラン・バレー症候群など)
神経免疫疾患は、免疫の異常により神経が障害される疾患です。症状の現れ方や経過には個人差が大きく、早期診断と適切な治療が重要です。
<多発性硬化症>
多発性硬化症は、中枢神経の神経線維を覆う髄鞘が障害される自己免疫性疾患です。再発と寛解を繰り返しながら進行することがあります。
【主な症状】
・手足のしびれや脱力
・視力低下、視野障害
・ふらつき、歩行障害
【治療方法】
ステロイド治療や免疫調整薬を用いて再発を抑え、症状の改善を図ります。
<ギラン・バレー症候群>
ギラン・バレー症候群は、感染症などをきっかけに自己免疫反応が起こり、末梢神経が障害される疾患です。急速に症状が進行することがあるため、早期対応が重要です。
【主な症状】
・手足のしびれや筋力低下
・歩行困難
・重症例では呼吸困難
【治療方法】
免疫グロブリン療法や血漿交換療法を行い、症状の進行を抑えます。
受診のタイミング
しびれ、麻痺、ふるえ、物忘れ、歩行の不安定さなどの症状がみられる場合は、早めの受診をおすすめします。急激な症状の変化がある場合は、救急受診をご検討ください。
医師紹介
吉川 弘明 Yoshikawa Hiroaki
専 門
脳神経内科
資格・所属学会
日本内科学会 認定内科
日本専門医機構認定内科専門医
日本神経学会 神経内科専門医・指導医
難病指定医
担当曜日
毎週(木)14時00分~17時30分
アクセス・診療時間 Access / Clinic hours
住所
金沢古府記念病院
〒920-0362 石川県金沢市古府1丁目150番地
診療時間
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 09:00 〜 12:30 | |||||||
| 14:00 〜 17:30 |